早いものでもう一か月経ちました。
ブログを1か月行って感じた良かったことは、自分の主張や意見に根拠を持つ癖がついたこと、ちょっとした収入が入ったことです。
想定外だったことは、思っていたよりも時間がかかることです。
1か月目に行った事
・ブログ開設
・ツイッター開始
・アイキャッチ画像やパーマリンクの設定などブログを始めるにあたって必要な事項の学習
ブログ1か月目で感じる良かったこと
自分の意見を根拠と共に相手に伝える力がつく
迷っている読者の背中を押すためには、根拠をはっきりさせることが大事なので、その力が付きます。
読者は迷っている
読者は迷っています。
検索するときってだいたい、何かわからないことがあるときか、何かの意思決定をしないといけないときですよね。
「友達はあの店が美味しいと言ってたけど、どこにあるの?」
「投資を始めたいと思うけど、どの証券会社で始めたらいいの?」
そういったことを疑問に思って検索するわけです。
だから、検索してこのブログに辿り着く読者は何かに迷っているのです。
読者は根拠を求めている
迷っている読者は根拠を求めます。
「証券会社 おすすめ」での検索結果ですが、手数料が安いからおすすめ、と真っ先に根拠が書かれている記事がトップに上がりました。
「AA証券会社が最も良い。理由は○○」
そういった根拠を読者は求めています。
読者に信頼に足る根拠を提供する必要がある
しかし多くの読者は、一つの根拠を得ただけでは満足しません。
「そうはいっても、○○以外の面から見たらBB証券会社のほうが良いのではないか? XXという視点からみるとどうだろうか?」
読者は自分が納得するまで検索を続けるのです。
そういった読者の意思決定に役立ち、背中を押すためには、読者の方が納得する信頼に足る根拠が大事です。
信頼に足る根拠を提供するために
信頼に足る根拠を提供するために重要なのが以下の二点です。
・何よりもまず自分がその根拠を信頼している
信頼に足る根拠を提供するためには、何よりもまず自分が納得していなければなりません。
自分で実践して結果を出しているか?
他と比較するとどうなのか?
といった点を自分が納得するまで考える必要があります。
・読者にわかりやすく根拠を説明できる。
自分が納得しているだけでは不十分です。
それをわかりやすく読者に伝える必要があります。
場合によっては文章以外も使います。
絵なのか、グラフなのか、表なのか、比喩なのか。
特にグラフを用いて視覚に訴える方法は有効だと思います。
「今まで継続的に稼げています!」よりも以下のグラフを見た方が分かりやすいと思います(赤文字が初心者間満載であっても)。
せっかく良い文章を書いても文章は読まず、見出し・太字・図しか見てないなんて人もいると思います。
だから視覚に訴えるのが重要なんです。
読者に分かってもらう何らかの工夫を行うことが重要です。
・何よりもまず自分がその根拠を信頼している
・読者にわかりやすくその根拠を説明できる。
この2点を意識して書かなければならないので、根拠をはっきりさせる癖が身に付きました
実践的にマーケティングを学べる
ブログを運営していくことで、実践的にマーケティングを学べます。
マーケティング的な考え方が身につく
自分がどれだけ伝えたかったとしても、その記事がそもそも届けるべき読者に届かなければ、価値は生まれません。
読者に向けて記事を書くのはもちろんの事、さらに読者の立場になって、どういった検索ワードで検索しているのか(ニーズ分析)、他のサイトではなく自分のサイトを選んでくれるのはなぜか(強みの把握)、といった事を考える必要があります。
ニーズを考えたり、自分の強みを把握したりすることはマーケティングそのものです。
ウェブマーケティングに必要なツールも学べる
ついでに、Google Analyticsなどマーケティングに必要なツールを勉強の為ではなく目的をもって触る事になります。
実際の数字を見て、改善して、数字を確認するというサイクルを回せるのは面白いですし、汎用的なスキルになります。
時間を大事にするようになる
ぶっちゃけ今までは家帰ってから暇だしYouTubeでも見るか~となって軽く1時間は見ていたのですが、それが一切なくなりました。
また、会社にいても時間を大切にするようになります。
「この時間はブログでいえば何記事かける時間か?」
「それだけの価値を今生み出しているのか?」
「この仕事を効率化して何かほかの時間に充てられないか?」
無駄な仕事を減らし、重要かつ自分にとってためになる仕事に時間を割きたいと感じるようになりました。
情報リテラシーが向上する
そのサイトは信頼に足るか?
読者のために書いている記事とそうでもない記事を見分ける嗅覚は身に付きます。
なぜその人がその商品の紹介をしているのか等、商品だけではなく、その商品を紹介する人の動機まで考えが及ぶようになります。
検索上位なら信用できるか?
検索上位に来るようなサイトやブログ運営者は収益を出すことを考えて運営していることが少なくないです。
逆にSEO対策(検索上位にあげるための対策をSEO対策といいます)をして運営しないと上位にならないと思われます。
かなり頑張って検索ランキングを上げようとしていることを、情報を発信する側になって初めて知りました。
信頼できるし役に立つから検索上位だというわけではないです。
試験と同じで、頭が良いから点を取れるのではなく、やり方(SEO)を知ってるから点(検索上位)を取れるに近いです。
想定外だったこと
思ったよりも時間がかかる
当初は1記事2時間くらいだろと思っていましたが、ありえません。
1記事に5~10時間くらいはかかってます。
記事を書くのは苦にならない
数千字書くなど正気のさたではないとおもっていましたが、意外と余裕です。
むしろ、文字数を減らした方が読みやすくなっていいんじゃないの?という説まであります。
うれしい誤算です。
おまけ:ブログ近況報告
PV数
多いように見えますが、ほぼ年始に始めた自分のアクセスです。実際の所は50~100PV程度でしょう。
socialはtwitterから見に来てくれる方です。
記事数 20記事位。始めたときに書いた記事が半分以上です。
月の中盤はプログラミングや簿記一級の学習に時間を割いていたためペースは落ちました。
2月は10本ほど投資に関係する記事を充実させていきたいです。
収益 50円くらい。しばらく0だと思っていたのでこれはうれしい。
今後の改善点
まとまりのない文章になる傾向がある→1冊本を買ってインプット。
キーワードや対象がぶれる。→ペルソナを考える癖付け。
コンテンツを生み出す作業、編集する作業、画像をとってくる作業を切り分けずに混沌としたまま行ってしまいわかりにくい文章になる。→意識して切り分ける。
来月の目標
・再現性のある記事の書き方を身に着ける
・内部リンクの充実。
・リライト。
簿記の勉強をしつつなので、集中力との戦いなのですが、2月は何とか己の集中力を制していきたいところです。
まとめ
ブログを1か月行って感じたメリットは、人に何かを伝える能力が身につくということです。
一方で想定外は時間が思っていたよりもかかることです。
ただ、始めて見ると意外と文章を書くのは楽しいですし、相手の意思決定に役立つような意見を発信していく力は仕事でも役に立つと思うので、ブログを書くのはおすすめですよ。