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ビニール氏によるテラ解説 terra luna

https://note.com/vvinyll/n/nd6e5cd1acd27

2020年秋ごろより個人的に追っているプロジェクトであるTerraと、Terraエコシステムの根幹となるプロダクトを主に紹介していきます。また本記事は、紹介した企業・仮想通貨(暗号資産)への投資勧誘、投資助言を行うものではありません。

Terra

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概要

■プロジェクト名:Terra
■共同創業者:Do Kwon, Daniel Shin
■運営会社:Terraform Labs
■トークン名:LUNA

Do Kwon氏とDaniel Shin氏が共同創業した数種類のステーブルコインを発行する韓国発のプロジェクト。現在はDo Kwon氏がTerraを牽引し、Daniel Shin氏がChaiを牽引しているような体制です。2人ともTerra以前に起業経験もあり、Do Kwon氏はスタンフォード大学を卒業後、AppleとMicrosoftで勤務した経験があります。2019年には「Forbes 30 Under 30 Asia 2019」の1人にも選出されています。また、Terraの主要な投資家としては、Binance Labs, Arrington XRP Capital, Coinbase Ventures, Polychain Capital, Pantera Capital, Galaxy Digital, OK Blockchain capital, Huobi Capitalなどが名を連ねています。

ブロックチェーンはCosmosSDKを利用して構築された独自チェーンとなっており、処理速度は1,000TPSを記録しています。コンセンサスアルゴリズムは、DPosを採用しており、ステーキングすることによってガス代、手数料、シニョレッジシェアによるシステム報酬を得ることができます。

ステーブルコイン発行のメカニズムには、シニョレッジシェアを採用しており、ネイティブトークンであるLUNAを用いることでステーブルコインの価格を安定化させています。しかし、ステーブルコインの価格安定化のためにネイティブトークンであるLUNAの価格が上下したり、新規発行やバーンが行われるので注意が必要です。

発行しているステーブルコインの中でもアメリカドルに連動するUSTは。DeFi分野でのユースケースの拡大を目指しており、Mirror Protocol(MIR)Anchor Protocol(ANC)で主に利用されています。ANCのローンチ後、USTの需要が大幅に増加しており、USTをミントするのに伴ってLUNAがバーンされるため、LUNAの循環数は減少しています。なお、現在はLUNAの循環数の約30%がステーキングによりロックされています。(アンステーク期間は21日間)

Chai

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韓国で利用されている決済アプリ「Chai」でのトランザクションに、Terraブロックチェーンが利用されています。「Chai」の総ユーザー数240万人超えで、2021年5月の月間トランザクション数は3,612,810トランザクションを記録しています。Chaiは決済アプリですが、利用のインセンティブとして各種クーポンや値引きが適用される仕組みになっています。また韓国では、チケット販売大手の「TocketMonster」や旅行サービス「Yanolja」とも提携しており、ユースケースの拡大が見込まれます。2020年12月にはシリーズBの資金調達を実施し、Hanhwa Investment & Securitiesがリードして6,000万ドルを調達しました。本ラウンドには、SoftbankグループのVC部門であるSoftBank Ventures Asiaも参加しています。

また、アメリカドルに連動するUSTはDeFi分野でのユースケースの拡大を目指しており、Mirror Protocol(MIR)Anchor Protocol(ANC)で主に利用されている。ANCのローンチ後、USTの需要が大幅に増加しており、USTをミントするのに伴ってLUNAがバーンされるため、LUNAの循環数は減少しています。なお、循環数の約30%がステーキングによりロックされています。(アンステーク期間は21日間)

Mirror Protocol(MIR)

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2020年12月にローンチされた、株式をミラーリングした合成資産トークン(mAssets)を取引できるプラットフォーム。ローンチ時には、UNIホルダーとLUNAのステーキング参加者に対してジェネシスエアドロップを実施。UNIホルダーにエアドロップすることで、EthereumのDiFiユーザーに対して訴求することを目的としました。現在もLUNAのステーキング参加者には、2021年12月まで毎週MIRがエアドロップが実施されています(100LUNAのステーキングに対して、約0.1MIRのエアドロップ比率)。

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2021年6月1日現在、プラットフォームのTVLは19.8億ドルに到達し、mAssetsのマーケットキャップは合計で4.8億ドルを記録しています。取扱銘柄はガバナンス投票によって随時追加される。また、株式価格の取得にはBand Protocolのオラクルを採用している。ローンチして半年ほどだが、Binance, Conbaseにも上場しています。

MIRを報酬として入手する方法
・LUNAをステーキングする(エアードロップ)
・MIRをステーキングする
・MIR-USTペアの流動性を提供する

Anchor Protocol(ANC)

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2021年3月にローンチされた貸借プラットフォーム。ローンチ時には、LUNAのステーキング参加者に対してジェネシスエアドロップを実施。現在もLUNAのステーキング参加者には、2023年3月まで毎週ANCのエアドロップが実施されています(100LUNAのステーキングに対して、約0.28ANCのエアドロップ比率)。

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LUNAをボンドしてbLUNAを発行(ミント)し、bLUNAを担保にUSTを借りることができます。USTを借りるインセンティブとして、ANCが報酬として付与されます。また、USTをプラットフォームに貸し出すことで(ほぼ固定)年利20%の利回りを得ることができます。将来的にはEthereum,  Polkadot, Solanaにも対応することを計画しています。

ANCを報酬として入手する方法
・LUNAをステーキングする(エアードロップ)
・ANCをステーキングする
・ANC-USTペアの流動性を提供する

その他

TerraStation (https://station.terra.money/)

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公式ウォレットとしてTerraStationが用意されており、デスクトップアプリ、Chrome拡張機能、スマートフォンアプリのいずれでも利用可能となっている。(画像はデスクトップアプリ版)

Terraform Capital (https://capital.terra.money/)

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Terraform Labsの戦略的投資部門として、Terraエコシステムに参加しようとするプロジェクトに対して投資(資金援助)を実施を計画。ローンチ段階で運用資金として、1,000万ドルを確保している。2021年は、Terraform Labsやその他VCの後押しもあり、Terraエコシステムの拡大が決定的です。エコシステムに新しく加わるプロジェクトについては、また別記事で紹介させて頂きます。

Terra Bridge (https://bridge.terra.money)

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TerraとEthereum, BSCを繋ぐブリッジ。MIRやmAssetsは、EthereumやBSCでも利用可能なため、ブリッジが用意されている。SolanaとブリッジするためのWormholeはCertus Oneによって現在開発中。各チェーンにどれだけ資産を置いているかを確認するには、Ape Boardというツールが便利です。

TerraSwap (https://terraswap.io)

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DELIGHT LABSが開発するDEX。スリッページを設定することができないので(最大100%)、流動性が少ないトークンのスワップの際には注意が必要です。前述の通り、ANC-USTペアなどの流動性を提供することで、報酬を貰えます。

PaywithTerra (https://paywithterra.com/)

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Terraのステーブルコイン等での支払いを受け入れることができるAPI。Webサイトに組み込むだけで、利用することができ月額10USTまたは、200USTで買い切りすることができる。(買い切りは限定数量販売)

本記事では、Terra及びエコシステムの根幹となるプロダクトを紹介しました。今後はこれらのプロダクトを派生させるプロジェクトや、DeFi, NFT, Launchpad関連のプロジェクトが育っていくと予想されます。次回の記事では、Terraエコシステムに参加する新しいプロジェクトを紹介していきます。

最後まで読んで頂きありがとうございました。
著者:ビニール

 

 

よくまとまっててすごいわかりやすい。

個人的にはMIRとか買ってたけど上がる仕組みが不明なので、LUNAを普通に買おうかなと思い直した。

ABOUT ME
たけ
はじめまして! たけといいます。 20代男性サラリーマンが資産運用で5年で3000万をめざします。 これを読んで自分でも出来るのではないかと思ってくれる人が増えると嬉しいです。 お金を得ることは手段に過ぎません。若いうちに稼いで、自分の時間をより大切なことに使いたいです。 【2019投資戦歴】 投資資金合計 300万 2019年度単年損益(年利) FX 15万(15%) 投信 9万(7%) 株式 4万(8%) ※投信、株式は含み益